月PV50万で月収100万円のブログにするためにあなたが行うべき4つのラーニングのアレ

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はてなブックマークで「今月は50万PV行きました」「月収10万円突破^^」といった記事をたびたび見かけます。その中でも「ブログのアクセスを増やす○○個の方法」という記事にはかなりのブックマークが付いています。皆さん気になりますよね。

 

私も気になるのでそういった記事を見るのですが、ある時、それらの記事を書いているブロガーには共通点がある事に気が付きました。つまり、それをマネすれば素晴らしいプロブロガーの仲間になれるのです。

 

これから挙げる4つのポイントを守るだけ

 

・PVが欲しい!

・ブログで暮らしたい!

・金色のランボルギーニに乗りたい

 

そんなアナタの欲望が全て叶うのです。まだるっこしい事はもう良いですね?それではご覧下さい。

 

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LINEスタンプを作ったらお金がなくなりました

LINEスタンプを作った。
これ。

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「とびだせ!クリームパン星人」

製作期間2ヶ月。うち、イラスト描いた時間が2時間。残りは申請の時間。
LINEに「著作権侵害の疑いアリ」と突き返された回数が2回。

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2時間のお絵描きタイムと2回の突き返しと2ヶ月の申請期間の集大成がこの「とびだせ!クリームパン星人」なんだけど。

 

びっくりするぐらい売れない。

 

いや、そうなんだけどね?分かってるんだけどね?なんか好きなスタンプ作ってあわよくばお金も入ったら嬉しいじゃん?みたいな、「好きなことで、生きていく」みたいな、感じの装いのコートを羽織っちゃったもんだからさ、薄めの。淡い色の。ハッピの背中の「祭」みたいに「Youtube」って書いてある感じの。ストール巻いて遊び心加えちゃうみたいな?そんな感じだからびっくりするじゃない。

 

「受理しました。早速、販売いただけます」ってLINEからの連絡がようやく届いた時はさ、もう小躍りしちゃったよね。バレリーナみたいに優雅に舞っちゃったよね。トゥーシューズ履いてたと思う。祝杯もあげたよね。いつもより20円高い缶チューハイ開けちゃった。で、実家の妹と弟に

 

「俺、LINEスタンプクリエイターになるから」

 

って言っちゃったよね。
「え?」って聞き返されて、もう一度言ったのに、それでも「え?」って聞いてきたからさすがにこっちも「え?」って言っちゃったよね。僕がLINEスタンプクリエイターになった途端に妹と弟がロボットになったもん。もう「え?」しか言ってない。ファービーだってもっと喋る。

 

LINEスタンプクリエイターになって、どっかの誰かのなんか凄い人の目に止まって「このLINEスタンプクリエイターがスゴイ!」みたいな特集を組まれて、僕と同じくして集められたLINEスタンプクリエイターたちと肩を組んで凄いラフな感じで笑いあってるみたいな写真とか載っちゃって、そのままの勢いでべらぼうにべっぴんなOLとかに「私、こめかみさんのファンなんです…!こんな私で良かったら…いや、なんでもないで…」って彼女が言い終える前にキッスするよね。「ありがとう、嬉しいよ。でも俺、LINEスタンプクリエイターなんだ。クリエイティブに恋愛は御法度なんだ…ごめんね」ってそのまま立ち去りたいよね。表参道あたりとか。行った事ないんだけど。どこにあるんだろう。

 

で、六本木ヒルズに家を構えるでしょ?みたいな話を始めたら終わらないから割愛するけど。そんでもって出来上がったLINEスタンプを自分で買うわけ。今思えばここが泥沼の始まりだった。

 

なんで自分で作ったスタンプを貰えないんだって、話。こんな悲しい事はない。僕が大事に大事に、手塩にかけて描き上げた(2時間)、言ってしまえば我が子をなんで自分で買わなきゃいけないんだろうって。悲しくなった。

 

「自分が買いたくないスタンプを人が買ってくれるわけがない」って無理矢理ねじ込めたよね。悲しみ。それで、妹と弟にもプレゼントして、スタンプ作りに協力してくれた友だちにもプレゼントして、合計4個。4個も買ったよ。自分のスタンプ。

 

「ありがとう、兄貴のスタンプ、友だちに広める。まかせろ」

 

って弟が言ってくれたとき、思わず泣きそうになっちゃったよね。そういえば今までプレゼントなんてあげた事なかったなー。もらってばっかりだった。そのくせ文句ばっかり言ってた。あげた物といえば、魚の焦げたとことか、嫌いな山芋とか、鼻をかんだティッシュとかそんなだ。やっとお兄ちゃんらしい事が出来た気がする。今までごめんね、そして、ありがとう。僕は良い弟を持ったよ。一方、妹は完全に沈黙してた。

 

別の友だち数人にも送った。これは広めるためだ。僕がLINEスタンプクリエイターとして羽ばたく貴重な一歩だ、投資だ、マネーの虎だ。成り上がるのだ。なるぞ、マネーの虎に、LINEスタンプクリエイターで。

 

合計にして7個も自分のスタンプを買った。7つも同じ物を買う事なんてめったにない。ギャグマンガ日和の5巻だけ3冊あった時はあったけど、あれは貰い物、忘れ物含めだし。ウシジマくんも23巻が2冊あったけど11巻と17巻に至っては持ってもいなかった。なんで?

 

販売額が120円(50LINEコイン)なんだけど、実際に僕の手元に行くのは、売上から手数料とか親の仇代とか後ろ髪とか引かれて40円前後なわけなの。で、販売から3ヶ月以上経った今、売上額が

 

¥832

 

個数にして20コくらい。
うち7コが僕が買ったやつ。どないやねん。

 

弟に聞いたら、「友だちとかにプレゼントしたよー」って。何個プレゼントしたの?って聞いたら10コだって。

 

どないやねん。

 

20コのうち17コを兄弟で買っている状況。こんな状況ある?完全に身内だけが破壊されてるやつ。「敵を欺くには、まず味方から」っていうけど、味方がこんなに欺かれてるやつ、ある?ありえる?ありえないんですけどー!超ありえないんですけどー!ありえないこと山の如しなんですけどー!如しなんですけどー!

 

でも3コは売れてるって、スゴイ!確かに売れなかったけど、この3コは誰かの心に届いたんだ。「作る」ってそういうこと。なんかLINEスタンプクリエイターになってハーレーとかフェラーリとかガルウィングとかに乗る事ばっかり考えてたけど、なんだか情けなくなった。お金じゃない。そう、心。僕がクリエイトするのは心。「心をクリエイトする人、こめかみ。」僕はこれからこの3コを大事にしよう。この人たちの為に頑張ろうって思った。

 

そんな時、スタンプ作りを手伝ってもらった友人に僕のスタンプの事を聞いたの。そしたら

 

「弟とお母さんにプレゼントしたよ」

 

だって。
じゃあ2コそれじゃねえか。完全に身内で回ってた。スゴイ優しい世界で回ってた。完全なる病理だった。

 

じゃああと1コは誰なんだー!!

 

むしろそれが気になって、気になって、仕方がない。優しい世界に入ってきた危ない人は誰なんだって話。この際言うけどイカレてる。
この日記を見ているアナタ、もしアナタなら教えてください…。

 

とまあ、じゃあこの売上をどうしようか、せっかくだからちゃんと手にしたいよね、って思って、送金処理しようとしたら

 

「売上が¥1000を上回っていない場合は送金出来ません」

 

だって。
泣くで?25歳の僕だって泣くで?おかしいじゃない。散々、手数料とか後ろ髪とか引いておきながら、ここにきてさらに売上でライン引くなんて(おっ)

 

さらに見たら

「送金の際は手数料540円が発生します」だって。

 

まだ?まだ取る?ねえ?この上さらにお金取る?なに?クリエイティブの和訳って「搾取」だっけ。

 

そもそも、なんだよ「とびだせ!クリームパン星人」って。クリームパンの星人とか分かんない。クリームパンの要素無いし。恥ずかしい。ムリー!

 

そういえばLINEスタンプを登録する時に、カテゴリを選択しないといけなかったんだけど、「その他」じゃなんかダメだなーって思ったから「ネコ」「シュール」にしたんだけど、今思えばここが一番恥ずかしい。ああ、もう。ああもう。

 

買ってください。どなたか、僕が売上額¥1000に達するよう、協力してください。

 

「そのお金の使い道は?」

 

「生活費です」

 

マネーの虎、スタート。

 

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store.line.me

バズる、バズれば、バスるとき

「バズる」という言葉を初めて耳にしてからもう半年が過ぎたが、未だに言葉の意味が分からない。調べたら負け、という禍々しい雰囲気を感じ取ってバズという言葉から離れていた。とはいえ、僕も駆け出しのブロガーである。バズる、の正しい使い方をマスターしたい。バズるを使った文章を箇条書きで紹介していこうと思う。

 

・海派?バズ派?

・バズ検定準2級

・ちょっとだけバズを付けて食べるのが美味しい

・反抗期は中2の頃で、母親にバズり散らしていた

・初めてバズったのは高校の頃で、相手は当時バズ合っていた彼女

・どうやって行くの?徒歩?電車?バズ?

・アニキ〜!置いてかないでバズ!

・ほぉ〜ら、奥さん!この包丁の切れ味!コンクリートもズバズバズバズバ!

・バズしまや、ああバズしまや、バズしまや

・僕は躊躇った。その一歩が踏み出せなかった。そう、逃げたのだ。結局のところ彼女を信じきる事が出来なかった。「さようなら」僕は彼女に告げた。今までありがとう、と言おうと思って、やめた。バズ。

 

今年はこんな軽い感じでバズるを使っていこうと思う。バズ・ライト・イヤーだ。

迷彩服を着て恥をかきました

街中を迷彩服着た自衛隊の人が歩いているのを見てとんでもない違和感を覚えた。全然潜んでない。全然隠れてない。全然迷彩れてない。迷彩服はコンクリートの街並にえげつないほど合っていない。パン屋の前を迷彩服が通る様はさながら異空間だ。その時点で迷彩服はその名前を失った。服だ。「強めの柄の服」だ。理屈はヒョウ柄とゼブラ柄の合わせ技、合わせダシを身にまとって街中を闊歩するオバハンのそれだ。ただただトリッキーなだけだ。迷彩服はTPOによって変化するのだ。

 

風呂場が水漏れした時の話である。下の階のリビングに水が滴ったという事で菓子折りを持って行く事になった。そこで困った。はて、スーツで行くべきか、ラフな格好で行くべきなのか。「スーツで行く必要はなくね?ラフで良くね?」と僕の脳内の鬼ギャルは言うが、周りを見渡すと、実家のカーテンの柄のシャツと、チャックが壊れたジーンズしかなかった。ねえ、ラフにもほどがある服しかないんだけど?と鬼ギャルに言うと、鬼ギャルは「ふ〜ん、あ、てか見て見て!ランチ1000円だって〜!」と言い始めたのでスーツで行く事に決めた。

 

すみませんでした、下の階の住人に挨拶をした。なんだか凄い温かそうな家庭模様が繰り広げられていた。謝りおり自害した後、さて、このまま家に帰るのもなんだかアレだぞと思ったので、スーツ姿のまま近所のスーパーに買い物へ行く事にした。

 

肝心な事を言うのを忘れていた。僕はスーツを着ない。普段。そうだ。コスプレだ。ここぞとばかりにスーツを着たいだけなのだ。何が悪い。スーツだって洋服だ。何も後ろめたい事は無い。法的にも何の問題もない。問題なのは僕のスーツに対する謎のコンプレックスだけじゃないか。だって、スーツの人って飲食店でエラそうじゃない?なんか〜アタシィ〜思うんだけどぉ〜「俺、働いてるんだけど?どいてくれない?」みたいなオーラが体中の毛穴という毛穴から出てると思うの〜。あと深緑色の汁も出てる。鬼ギャルの事はいいとして、スーツ姿でスーパーへ向かった。こうなりゃなりきりだ。テーマは「ちょっと疲れたので刺身でも買って晩酌するか、と考えている不動産会社勤務のサラリーマン」だ。迷わず鮮魚コーナーへ向かい刺身の盛り合わせを選ぶ。厳密には選んでるフリだ。本当に欲しいものはモヤシとキャベツだ。なんでこんな事をしているのかはもう分からない。そういう遊びとしか言いようがない。しばらく鮮魚コーナーを見ているフリをしていた。完全に潜んでいる。これこそまさに迷彩服だ。僕は間違いなくカモフラージュ率100%でスニーキングしている。完璧じゃないか。

 

お刺身のまわりぐるぐる選んでるフリゲームも終わりに差し掛かった頃、気付いた。気付いてしまった。僕の着ているシャツの下の肌着の色が黒色だという事に。冷や汗が体中の毛穴という毛穴から湧き出た。あと深緑色の汁も。スーツを着ない僕だが、シャツの下に肌着を着る時は白じゃないとダメみたいなルールくらいは知っている。黒なんて絶対ダメじゃないか。逆じゃないか。まだバイオレットピンクとかの方が白に近いじゃないか。そうなるともうだめだ。非常識なヤツだという事がバレてしまう。あ、こいつ水漏れの詫びでスーツを着てただけのやつだという事が見破られてしまう。こころなしか周りの視線が痛くなってきた。

 

急いで帰宅した。スーツ、もとい、恥の上塗り服をタンスの奥の方へしまった。アタシィ〜バカだから分かんないけどぉ〜アンタの方がバカだよね、と鬼ギャルに言われた気がしてその方向を見たらウルトラセブンエレキングのフィギュアが僕をじっと見つめていた。鬼ギャルの正体はエレキングだった。すごい迷彩だった。

ナメられのススメ

僕は今、人生で一番ナメられている時期を過ごしている。

 

まず兄弟からだ。幼い頃の僕は長男として権力をフル活用し、パシりはもちろん、買い物袋やら、重たい荷物持ちも全て妹と弟に任せていた。僕は家族内で家のカギ開けという楽でありながら重要なポジションについていた。反論しようものなら口からでまかせ、へ理屈でねじ伏せる。これが僕の帝王学だった。それが今や「荷物も持てないやつ」の座にまで降格した。黙っている兄弟に向かって僕が兄の尊さを説くと、コイツには何を言っても無駄だ、という表情を見せる。ああ、兄はもういない。長男というステータスなど一時のものだった。

 

次に友人たちだ。これについては昔からそうなので特に書く事はない。口からでまかせ、へ理屈でねじ伏せようとすると皆、笑顔で頷いてくれる。「口からでまかせ、へ理屈でねじ伏せようとすると笑顔になるスイッチ」でもあるのだろうか。

 

極めつけは近所の女子高生で、僕の事を「君付け」で呼びながらタメ口で話してニヤニヤしてくる。高校生までの僕ならば間違いなくメリケンサックを両拳に身に付け、丁寧に舐め回し、鉄と昨日のケチャップの味を感じながら白目を剥いて相手にドロップキックをかましにいっていたかもしれない。が、悲しい事に24歳にもなると女子高生にタメ口を利かれる事が嫌ではなくなってきたのだ。「あ、まだ俺って若い感じのお兄さんでいけるんだ、対等なんだ!」とすら思っている。ああもう。なんかで見た男尊女卑の思想に感化されて、サークルの集まりでそれを披露して皆の顔がどん曇りになってサークル退会を余儀なくされた大学1年生の頃の僕の攻撃性はとうに過去のものとなっていた。

 

あなたのそういうとこが良いじゃん、と言ってくれた人は真夜中に50連続スタンプを僕にお見舞いし、やめてくださいという僕の悲痛な抗議のメッセージを既読スルーしている。もう半年になる。

 

相も変わらずナメられている。でも1つだけ変わった事があった。真夜中に送られてくる大量のスタンプが僕が作ったものになっていた事だ。みたいな事が言えたらなんか良い感じだがそんな事は無く、「いいから早く帰省してきて」というメッセージが一方的に送られてくるだけだ。はい、と送り帰省の準備をする。なんだかそんな人生も悪くないと思った。

僕が冤罪で警察に捕まった話

わが国、日本では起訴され刑事裁判に掛けられると99.98%の確率で有罪となるらしい。つまり裁判に掛けられた時点で有罪が確定しているようなものだ。僕は今、その刑事裁判に掛けられている。先に言っておきたい。僕はやっていない。やっていないのだ。しかし、状況は非常にマズい。

 

僕に掛けられた容疑は「ダジャレ罪」である。

 

取り押さえられたワードは「邦画のほうが」である。思わず赤面した。全身から汗がほとばしった。動悸がした。マッドマックスについて「登場する自動車全てがもれなく車検に通らない説」を小粋に繰り広げていた先ほどまでの僕の見る影はなかった。「ほうがのほうが」わずか7文字の中でダジャレを披露してしまった。無駄がない。計画的犯行と思われても仕方がない。だが、それでも僕はやっていない。

 

普段はむしろ敏腕ダジャレ警察として活動している僕が、まさか冤罪で捕まるだなんて思いもしなかった。青天の霹靂である。なにしろこの悪夢のような日の前日は「サルが去る」という第1級ダジャレ罪を取り締まったばかりである。本来なら僕は勲章を貰えるはずだった。

 

もう一度言う。それでも僕はやってない。
とにかく抗議した。これは冤罪だ、おかしい、こんなベタなダジャレを言うわけがない!ダジャレ犯ならもっと上手くやっているはずだ!と。

そして思い出した。僕にはかつて「牛がぎゅうぎゅうに詰まって美味しい」という前科があったということを。その時も相手はこの刑事であった。しかし今回は違う、今回は作為ではない。僕は全身全霊を込めて抗議した。

 

「うん、別になんでもいいし、どんだけその話するの」

 

こうして僕は解放された。色とりどりの鶏でも食べよう。